スキー・スノボ用ゴーグルの選び方とおすすめブランド

スノーボードギアオタクのキシレッチマンです。

僕はスノーボードを始めたばかりの時、セールで買った3000円くらいのゴーグルを着けており、
「すぐ曇るし視界狭いしゴーグルなんていらん!」

こんな感じでゴーグルを着用するのが大嫌いでした。

その後、友人に進められてゴーグルを買い替えたら、
「全く曇らないし視界がめっちゃ広い!ゴーグル最高!」
となり、ゴーグルの選びの重要性に気付かされました。

今回は、ゴーグルの選び方とおすすめブランドを紹介します。

この記事を読むことによって

  • ゴーグルがすぐ曇ってしまう
  • ゴーグルを着けると見にくい

などの悩みを解決できるかも知れません!

なぜゴーグルが必要なのか

ゴーグルが必要な理由は以下の3点です。

雪山でゴーグルが必要な理由
  1. 目の保護
  2. 視界の確保
  3. 紫外線を防ぐ

目の保護

転んだり、人と衝突した時にゴーグルをしていると衝撃から目を守ってくれます。
特に初心者の場合、転けることが多いので必ずゴーグルをしましょう。

視界の確保

雪が降っている時にゴーグルをしないと、目を開けるのさえ辛くて何も見えなくなります。
視界の確保のためにゴーグルは必需品です。

紫外線を防ぐ

意外と知られていないんですが、雪山は紫外線がめちゃくちゃ強いです。

なぜかと言うと、雪は日光を吸収する力が無く、80〜90%反射してしまいます。
また、標高が300m上昇するにつれ紫外線は4%増加するとも言われています。

ゴーグルをしないと目が紫外線を大量に浴び、「雪眼炎」や「白内障」になる恐れがあります。

ゴーグルの選び方

ゴーグルを選ぶ時のポイントを紹介します。

ゴーグルを選ぶ時のポイント
  1. 可視光線透過率(VLT)
  2. レンズの色
  3. 偏光レンズor調光レンズ
  4. シングルレンズorダブルレンズ
  5. 平面レンズor球面レンズ

可視光線透過率(VLT)

可視光線透過率とは、レンズがどれだけ光を通しやすいかの基準値です。

100%に近いほど光を良く通し、0%に近いほど光を通しません。

一般的な基準は以下の表のようになります。

可視光線透過率適する環境
5%〜30%快晴〜晴天
30%〜70%晴天〜曇天
70%〜95%雪、ナイター

レンズの色

基本的に可視光線透過率によってレンズの色が決まっています。

天気によって相性の良いレンズの色があるので簡単に紹介します。

レンズの色特徴
オレンジ系・どんな天気でもオールマイティに使えるので迷ったらオレンジ!
ピンク系・オレンジと同じくオールマイティ。
・オレンジよりやや晴天向け。
イエロー系・オレンジより悪天候に強いが、日差しが強いと眩しい。
ブルー系・基本的に晴天〜曇り向け。
ミラーレンズ・完全な晴天向け。

ゴーグルを1つだけ買うならどんな天気でも対応できる、オレンジかピンクがおすすめです!

オレンジかピンクは可視光線透過率が30%〜70%の間になっていると思います。

視線がバレずに女の子を見たい方はミラーレンズがおすすめですが、雪の日はマジで見にくいです。笑

偏光レンズor調光レンズ


少し値段が張りますが、上位モデルになると、「偏光レンズ」や「調光レンズ」といったレンズもあります。

偏光レンズは、”雪面に反射した光を遮ってくれるレンズ“で、晴天の時に大活躍してくれます。

調光レンズは、”天気によって色が変わるレンズ“で、どんな天気でも見やすいという常識を覆したレンズです。

シングルレンズorダブルレンズ

ゴーグルには、レンズが1枚のシングルレンズと2枚重ねのダブルレンズがあります。

シングルレンズは曇りやすく、ダブルレンズは曇りにくいので、買うなら必ずダブルレンズにしましょう!

僕は最初シングルレンズを使っていたのですが、すぐに曇ってしまうので使い物になりません!

平面レンズor球面レンズ

ゴーグルには平面レンズと球面レンズの2種類あります。

平面レンズは文字通り”表面が平らな形状“をしています。
比較的安価で目とレンズの距離が近いので視界がワイドに見えます。

それに対し球面レンズは”レンズが丸みを帯びている“形状をしています。
平面レンズに比べ高価ですが、レンズ内の面積が広いので、曇りにくかったり、耐熱、耐寒性能に優れています。

僕は両方持っていますが、そんなに大差は無いので平面と球面は見た目の好みで選んでいいと思います!

おすすめのゴーグルメーカー5選

続いて、おすすめのメーカーを紹介します。

1.OAKLY(オークリー)

アメリカ発症の世界で馴染みのあるブランド”OAKLY”

2018年に行われた平昌オリンピックでも、ハーフパイプ日本代表の平野歩夢選手を始め、数多くの選手が着用していました。

あらゆるスポーツジャンルにおいて一流選手の使用実績がそのクオリティーの高さを証明しています。

2.SMITH(スミス)

アメリカ発症のブランド”SMITH”

調光レンズに力を入れているブランドです。
僕も使用していますが、調光レンズを初めて使用した時は感動しました。

ゴーグルを1つ買うならSMITHの調光レンズがおすすめです!

3.SWANS(スワンズ)

国産ブランドの”SWANS”

日本人の頭部データを元に、日本人に合った製品設計と、100年を超える歴史で培った光をコントロールする技術により、その製品は国内外問わず、数多くのトップアスリートに支持され続けています。

4.ELECTRIC(エレクトリック)


アメリカ発症のブランド”ELECTRIC”

ELECTRICのゴーグルは最軽量で、装着感なく使用することができるのでおすすめです。

5.DICE(ダイス)

国産ブランドの”DICE”

日本人にフィットする形状と、調光レンズが特徴です。

デザインもかっこいいです!

ゴーグルはケースに保管しよう!

せっかく買ったゴーグルもケースに入れなければ傷が付いてしまいます。

意外と忘れがちですが、ちゃんとケースに入れて保管しましょう。

まとめ

ゴーグルの選び方とおすすめブランドについて紹介させていただきました。

ブーツや板に比べ軽視しがちですが、ゴーグル選びは重要です。
視界が悪かったり曇ったりするとストレスが溜まりますからね。

自分に合ったゴーグルを見つけて、楽しいスノーボードライフを送りましょう!